韓国が第三の海上研究基地建設へ=中国との領海争いを有利に進める狙い―中国紙

Record China    2014年1月6日(月) 0時25分

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4日、環球時報は記事「韓国、黄海に研究基地建設を計画=排他的経済水域(EEZ)の根拠に」を掲載した。竹島関連経費をめぐる議論が白熱するなか、中国との領海争いが続く黄海関連のプロジェクトの予算計上が明らかとなった。写真は韓国EEZに向かう中国漁船。

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2014年1月4日、環球時報は記事「韓国、黄海に研究基地建設を計画=排他的経済水域(EEZ)の根拠に」を掲載した。

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韓国で2014年度予算案が可決されたが、竹島問題経費が注目を集めている。韓国外交部が要求した竹島関連経費が大幅に削られ26億ウォン(約2億6000万円)、日本の半分という額にとどまったことが批判を集めている。

韓国議会の予算決算特別委員会は各種予算を累計すると竹島関連予算は166億ウォン(約16億6000万円)に達すると弁明しているが、この“竹島関連予算”には竹島とはまったく関係がないプロジェクトまで計上したごまかしの言い訳だと批判はさらにエスカレートしている。

さらに、そのごまかしの“竹島関連予算”に中国との領海争いが続く黄海(韓国名は西海)のプロジェクトが含まれていることが明らかとなった。韓国は蘇岩礁(韓国名は離於島)という海中の暗礁を島だと主張、排他的経済水域(EEZ)の起点になると主張。中国と対立している。

その主張を強化するために海中の暗礁の上にやぐらを組み上げて、海洋研究基地を建設している。これまでに蘇岩礁、日向礁(韓国名は可居礁)に作られているが、さらに第三の海洋研究基地建設予算が計上された。この基地は従来のやぐら式ではなくフロート式。無人での運用が予定されており、海洋、気象、環境など各種データを採取するものとなる。(翻訳・編集/KT)

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