上海ディズニー再開から1カ月 どんな変化があった?

人民網日本語版    2020年6月12日(金) 22時50分

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上海ディズニーランドは5月11日に世界に先駆けて営業を再開してから、ちょうど1カ月が経った。再開後の30日間に、どんな変化があっただろうか。

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上海ディズニーランドは5月11日に世界に先駆けて営業を再開してから、ちょうど1カ月が経った。再開後の30日間に、どんな変化があっただろうか。中国新聞網が伝えた。

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再開後、上海ディズニーにやって来た大勢の来園者が最初に感じたことは、人と人との距離が「遠くなった」ことだ。各エリアの並ぶ通路の調整でも、アトラクション設備でも、グループとグループの間は1つ空けるルールになり、小型の乗り物のアトラクションでは、1つの乗り物に1グループしか同乗できなくなった。来園者に安全な距離を保つよう呼びかけるため、キャストが各エリア、ショップ、レストランなどに距離キープのマークを2千カ所以上設置し、手持ちのプラカードも300点以上作成した。

距離が遠くなり、予約もオンラインに変わり、予約待ちカードも登場した。指定されたエリアの予約待ちカードを手に入れなければ、選択した時間帯にエリアに入って列に並ぶことはできない。

普段なら来園者とふれあい、一緒に記念写真を撮るディズニーの仲間達との距離も遠くなった。彼らは今は新しいスタイルで来園者と対面し、たとえば優雅なプリンセスたちはお城のバルコニーからあいさつを送り、毎日の閉園時間にはミッキーと仲間達が時計台に立って、「さようなら、また会いましょう」と手を振る。安全な距離を保つため、ミッキー達との直接の交流や近い距離での記念撮影はしばらくお預けだ。

変化はバージョンアップした消毒作業にもみられる。上海ディズニーの各エリア、レストラン、ショップには、水不要の消毒薬が設置された場所が400カ所近くあり、来園者にこまめな手洗いを呼びかけるマークも500カ所近く設置した。ディズニーランドの清掃作業は元々高い水準だったのがさらに回数が増えて、来園者が触れる可能性のある場所、たとえば手すり、肘掛け、屋外の休憩用イス、トイレ、アトラクションの乗り物などは、すべて消毒されている。

距離が遠くなり、消毒の回数が増えても、ディズニーランドの楽しさが減じることはない。それどころか、感染症で家に隔離されていた来園者たちは、上海ディズニーが送り出すワクワクドキドキをあますところなく体験できる。例えば、ウォルト・ディズニー・グランド・シアターでは毎日「ディズニー・カラー・フェスティバル」のショーが上演され、「マーベルユニバース」も華麗に変身し、マーベルのキャラクターをテーマにしたよりクールな没入体験ができる。再現のレベルが高い「アイアンマンのコーナー」、品揃えの充実した「マーベルグッズ」のショップ、みんなに愛されてきたマーベルのヒーローたちとの出会いなど、さまざまな楽しみがある。

6月9日はドナルドダックの誕生日で、上海ディズニーも一連のお祝いイベントとサプライズを用意した。翌日10日には、ダッフィーの仲間の音楽好きでウクレレが上手なオルメルが初めて上海ディズニーにやって来た。

営業再開からの1カ月間、上海ディズニーでは毎日大きな変化や小さな変化があり、持続的な改善も新たな試みもすべて、世界中の人々がこの「世界で一番楽しい場所」に再びやって来ることを歓迎するためのものだ。(編集KS)

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