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打倒レクサスはまだ先?韓国車ジェネシス、相次ぐ品質問題で苦しい立場に

配信日時:2020年6月12日(金) 20時20分
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12日、韓国・ZDネットコリアは、韓国の現代自動車の高級車ブランド・ジェネシスが、相次ぐ品質問題により「プレミアムブランド」という方向性にずれが生じていると伝えた。写真はジェネシス車。

2020年6月12日、韓国・ZDネットコリアは、韓国の現代自動車の高級車ブランド・ジェネシスが、相次ぐ品質問題により「プレミアムブランド」という方向性にずれが生じていると伝えた。

ジェネシスは「トヨタ自動車のレクサスやフォルクスワーゲン(VW)のアウディ、メルセデス・ベンツなどに対抗できるブランドになる」ことを目標に15年に設立されたブランド。記事によると、現代自動車は当時、ブランドの方向性について「われわれが新たな挑戦をする理由は顧客にある。ジェネシスは人間中心の進歩を目指している」と述べ、「運転手のリスクを最小化する知能型安全」「後輪駆動プラットフォームベースのダイナミックな走行性能」などを掲げていた。

それからG90やG80などを発表して世界から注目を集めたが、昨年末からは相次いでさまざまな問題が発生。主力商品としてGV80と第3世代G80を昨年発売する予定だったが、G80はSUV人気と他ブランドの主力車種の販売状況の影響により延期された。GV80も明確な理由なく何度も発売が延期されて物議を醸したという。さらにその後は品質問題も浮上。GV80は変速機問題とディーゼルモデルの車体の振動現象で購入者から苦情が相次いだ。G80はステアリングホイール(ハンドル)のロック現象、外装色の組み立てミス問題が発生した。

記事は「これら全ての問題はジェネシスの掲げる方向性に合わない」とし、「特にエンジンや変速機などパワートレイン問題が続いたら、プレミアムブランドのイメージが崩れてしまう」と懸念している。また、ジェネシスには「プレミアムブランドのイメージ構築に向けたビジョンがない」とも指摘。昨年10月に突然のリーダー交代があり、現代自動車の米州圏域支援を担当していたイ・ヨンウ副社長が新しく事業部長となったが、イ副社長はいまだにジェネシスブランドの方向性強化に対する立場を示していないという。

最後に記事は「今年後半にはGV80より小さい中型SUV・GV70の発売を控えている」とし、「万が一、発売直後に品質問題が発見されたら、ジェネシスの立場はさらに厳しくなる」と警鐘を鳴らしている。

これを見た韓国のネットユーザーからも「ジェネシスは価格だけ世界トップレベル。他に優れたところはない」「見た目だけにこだわって、中身の完成度はひどいもの」「ジェネシス車は自動車を装った家電製品。ちゃんと自動車をつくってほしい」など厳しい声が続出している。

またレクサスと比較する声も多く、「トヨタはレクサスのためにより優れた職人を投入しているし、部品も別途で供給している。これがプレミアムブランドの基本だよ」「正直、品質はレクサスに比べてだいぶ劣っている」「レクサスとは真逆のイメージに向かっている」「韓国人はみんなレクサスを買おう。そうすれば現代自動車も目を覚ますだろう」などが見られた。(翻訳・編集/堂本

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