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大手映画会社副社長の自殺「心理的抑圧と不眠」=コロナ禍でネット上では今後に危機感も

配信日時:2020年6月12日(金) 19時40分
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大手映画会社・博納影業集団が、今月10日に自殺した黄巍副社長について、死に至った理由を公表。ネットユーザーからはコロナ禍による今後の悲劇を危惧する声も上がっている。

大手映画会社・博納影業集団(ボナ・フィルム・グループ) が、今月10日に自殺した黄巍(ホアン・ウェイ)副社長について、死に至った理由を公表。ネットユーザーからはコロナ禍による今後の悲劇を危惧する声も上がっている。

博納影業集団の副社長を務める52歳の黄巍氏が10日未明、北京市内のショッピングセンターから転落して死亡。11日、博納影業集団が声明文を発表し、公安局の調べにより事件の疑いは消え、黄巍氏が飛び降り自殺を図ったことを明らかにした。

博納影業集団は声明文で、黄巍氏が自殺に至った理由について、「長期的な不眠と心理的な抑圧」と説明。2009年に博納影業に入り、映画館の投資・建設を担当し、業界内では敏腕で知られていた黄巍氏について声明文では、「博納集団の業務拡大をけん引し、多大な貢献があった」と賞賛し、哀悼の言葉も記している。

中国では新型コロナウイルスの影響で、今年1月末に全国の映画館が一斉に閉鎖となり、その状況は現在も続いている。すでに多くの映画館が倒産、または経営難に追い込まれる中、黄巍氏の死について、先の見えない圧力に耐えかねたのではないかとの見方もされている。

博納影業集団が早々と声明文を出したことについてネットユーザーからは、「知りたいのは、その不眠に至った原因だ」「簡単な言葉で片付け、さっさと幕引きを図ろうとするのか」「業界を代表する企業の幹部が自殺するなんて、裏にはよほどの事情があるはず」などと不信感を示す声や、「コロナ禍でこういった悲劇が増えそうだ」「表に出ていない事例がすでにたくさんあるのではないか」と危ぶむ声も多く寄せられている。(Mathilda

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