中国駐日本国大使館は11日、新型コロナウイルス関連の注意喚起として、「日本経由での帰国は慎重に」とのお知らせを公式ウェブサイトに掲載した。

それによると、欧米を出発した中国人旅行者が日本経由、あるいは日本からさらに別の国・地域を経て帰国する際、航空券情報や第3国・地域の入境制限を事前にしっかりと確認していなかったために、乗り継ぎに失敗するなどのケースが最近見られたという。

大使館はこうした事態を避けるためとして「慎重な選択」を呼び掛け、経由地のトランジットに関する政策や航空便利用時の注意事項をあらかじめ理解しておく必要性を強調。日本の最新の入国政策や航空券の購入ルートなどへの注意も促した。（翻訳・編集/野谷）