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2007年5月19日、上海市洋山深水港で同港が持つコンテナ積み下ろし量毎時545.41箱という世界記録を突破、毎時690.93箱の積み下ろしに成功したとの発表があった。
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2007年5月19日午前3時、上海国際航運センター洋山深水港は全作業員たちの歓声に包まれた。貨物船「中海ザブレフ号」に対するコンテナ積み下ろし作業で世界新記録を樹立したのである。
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前日5月18日夜7時18分、70台以上のコンテナトラックが港に集結。両辺が40インチもある巨大クレーン10台がフル稼動。コンテナはトラックと船の間を絶え間なく行き来し、5月19日午前2時48分、わずか7時間30分の間に5182箱のコンテナが積み下ろされた。洋山深水港の1時間の積み下ろし量は690.93箱、1台のクレーンが97箱を運んだことになり、ともに世界記録を更新したことになる。***
今年1月から4月までの洋山深水港の取り扱いコンテナ量はすでに179万箱(TEU) に達し、国際コンテナが占める割合も8.6%に上昇。世界20位以内の国際貨物船舶会社が寄港する中国最大の国際港である。今年1年の取り扱いコンテナ量は545万箱(TEU)に達する見込み。(翻訳/編集本郷智子)