世界競争力、韓国23位に上昇、日本と中国は後退=ネット満足?「日本より上なら…」

Record China    2020年6月17日(水) 16時20分

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16日、韓国・ニューシスは、スイスの有力ビジネススクールIMDによる2020年版世界競争力ランキングの結果について報じた。韓国は評価対象63カ国中23位で、昨年より五つ順位を上げた。写真はソウル。

2020年6月16日、韓国・ニューシスは、スイスの有力ビジネススクールIMDによる2020年版世界競争力ランキングの結果について報じた。韓国は評価対象63カ国中23位で、昨年より五つ順位を上げた。人口2000万人以上の国に限ると8位で、12年の過去最高順位に並んだ。

国際競争力を判断する四つの基準別に昨年と比較すると、「経済パフォーマンス」が27位で同順位。「インフラ」は16位、「ビジネスの効率性」は28位でいずれも順位を上げた。「政府の効率性」も上がって28位だったが、これをさらに細かく見ると、「財政収支」が13位と10段階下がったほか、「政府債務の増加率」は14段階下がり54位だった。

国別の総合順位では、シンガポールが1位で2年連続のトップ。2位はデンマーク、3位はスイスだった。IMDは、今回の結果について、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大が影響したと分析。米国は10位(昨年3位)、中国は20位(同14位)と下落した。日本も34位(同30位)と順位を下げた。

結果について韓国の企画財政部は、「新型コロナの感染拡大に、積極的な防疫と迅速な政策で対応することによって影響を最小限にとどめたことも、韓国の競争力の評価につながった」と述べている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「韓国、頑張っている」「誇らしいこと。韓国最高」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領のおかげ」などと、結果を肯定的に受け取る声が上がっている。

また、「日本が韓国より上にいない」「日本は30位圏内に入らなかった」「日本より順位が上ならそれでいい」などと日本の順位を気にするコメントも。

その他、「今こそ、『失われた10年』を取り戻す時だ」「今後さらに上昇することを願っている」といった声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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