習総書記 寧夏視察初日のスケジュール

CRI online    2020年6月9日(火) 23時0分

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8日、習近平中国共産党中央委員会総書記が寧夏ホイ族自治区へ赴きました。初日のスケジュールは寧夏中部の呉忠市で村、川、コミュニティを一つずつ視察しました。 村 貧困脱却主戦場で督促 紅寺堡は、各標高の揚水ポンプステーションとして、黄河の水を数百メートル吸い上げ、寧夏中部の荒原に流...

8日、習近平中国共産党中央委員会総書記が寧夏ホイ族自治区へ赴きました。初日のスケジュールは寧夏中部の呉忠市で村、川、コミュニティを一つずつ視察しました。

 村 貧困脱却主戦場で督促

 紅寺堡は、各標高の揚水ポンプステーションとして、黄河の水を数百メートル吸い上げ、寧夏中部の荒原に流しています。南部山間地に住んでいた農家がここへ引越し、水不足による貧困から脱却しました。

 習総書記最初の訪問先は紅寺堡にある移民村の弘徳村です。村には1699世帯、7013人がいて、ほとんどはよそから移り住んできた人々です。

 弘徳村は去年村全体が貧困から脱却しました。これは村の土地をすべて企業に貸して特色農業を行った結果です。

 今回は習総書記の四回目の寧夏視察となり、この黄土荒原における土地の貧困脱却に終始注目してきました。

 弘徳村で習総書記は村人の劉克瑞(47)一家を訪ねました。劉さんは5年前、交通事故で右足に怪我を負い、完全に回復していないため、現在、村の貯水池の警備をしています。一家は養殖と出稼ぎを頼りに、2017年貧困から脱却を果たしました

 川 国家戦略を実施

 習総書記の2番目の視察先は黄河呉忠エリアで、黄河の生態保護などを調査しました。

 寧夏は黄河沿いの省の中で唯一全域が黄河流域にある省で、寧夏を流れる黄河の長さは397キロメートルあります。

 黄河の寧夏エリアは長い間、不安定な川筋と岸崩れという深刻な課題を抱えてきました。1998年に堤防の標準化に向けた第一期工事が始まり、川筋を固めました。2015年に第二期工事を始め、今年末までに全面的に完成する予定です。

 黄河は近年、習総書記の地域視察によく出てくる言葉です。習総書記は昨年8月に黄河の蘭州エリアを視察し、一ヵ月後に黄河博物館と黄河鄭州エリアを視察し、始めて「黄河流域の生態保護と高品質な発展」を国家戦略として明確にしました。今年4月に黄河沿いの陝西省を視察、さらに、5月に山西省を視察した際、黄河の第二の支流となる汾河を訪れました。

 コミュニティ 人の力を心に

 習総書記はまた、呉忠市利通区金星鎮金花園社区(コミュニティ)を訪れました。

 寧夏にはホイ族、満州族、蒙古族、チワン族など40以上の少数民族があり、全国最大のホイ族が集まり住む地で、ホイ族は人口の36.69%を占めています。

 金花園社区に新中国と同じ年の王蘭花という女性がいます。定年退職後、「蘭花ボランティアの家」を設立し、高齢者や両親が身近にいない子供の面倒を見たりするなどしています。

 金花社区で、習総書記は「すべての民族が一緒に貧困脱却や小康社会の全面実施、現代化を計らなければならない。これは五千年の歴史がある中華文明の具現で、中国の特色ある社会主義制度の優位性の具現でもある」と述べました。(提供/CRI

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