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フランス人は中国製使い捨てマスク好む、国産布マスクは在庫の山―仏メディア

配信日時:2020年6月10日(水) 11時50分
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フランスの中国語メディア、欧州時報は8日、「フランスでは中国製の使い捨てマスクが好まれているため、国産布マスクは買い手が見つからず、箱の中で眠ったままだ。経済・財務省は解決策を模索している」と報じた。

フランスの中国語メディア、欧州時報は8日、仏紙ル・パリジャンや米オンラインメディア、ハフポスト仏語版の報道を引用し、「フランスで作られた何百万枚もの布製マスクは買い手が見つからず、箱の中で眠ったままだ。個人から企業、コミュニティーに至るまで中国製の使い捨てマスクが好まれている。経済・財務省は解決策を模索している」と報じた。

それによると、フランス政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐためのロックダウン実施前、フランス国内の工場で製造された布製の「大衆用マスク」をすべての国民に配布すると発表した。

ロックダウンが解除されると、この国産マスクはすぐに2500万枚も売れた。だが今では、アジアから来た使い捨てマスクが人々を引きつけている。

アニエス・パニエ=リュナシェ経済・財務副大臣は8日、フランスの布製マスク産業の永続と在庫販売ルートの確保を目的とした会合を開いた。

経済・財務省の関係者によると、フランス人は使い捨てマスクを好む。そのほとんどは中国から輸入されている。使い捨てマスクは布製マスクより安心だと考えられているためだ。使い捨てマスクは1枚当たり0.55~0.6ユーロ(約67~73円)で販売されている。それに対し、20回繰り返し使用できる布製マスクの価格は1枚当たり3~5ユーロで、1回の使用当たりの価格は0.15~0.25ユーロと安い。だが大企業は従業員に装着させるマスクとして使い捨ての方を選択する。関係者は「彼らはエコロジーや環境保護、フランス経済に無関心だ」と話す。

労働組合Unitex Auvergne-Rhone-Alpesの代表であるPierric Chalvin氏は、消費者はこの問題に「直接的な責任」を負うべきだと指摘する。同氏は「消費者は購入するマスクの出所を気にしていない。自国の経済と国内製品を本当にサポートしたいのであれば、購入価格の概念を変える必要がある」とし、「私たちの布製マスクは厳しい品質試験を受けているが、他の国々はそうではない」と付け加えた。

政府の提案は、海外に新しい市場を開くことだ。経済・財務省は「私たちのような高品質な布製マスクを製造している国はほとんどない。私たちはこの道を進むべきだ」としている。

経済・財務省はハフポストに対し、5月中旬にはすでに供給過剰のリスクによる「市場の低迷」について警告を発していたと強調した上で、「経済活動の回復に伴い、一部の企業が元の仕事を再開できるようになることを期待している」と述べている。(翻訳・編集/柳川)

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