【観察眼】海洋環境の保護が世界の急務

CRI online    2020年6月8日(月) 14時55分

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地球上の7割の面積を覆う海。今日6月8日は、海の環境やそこに暮らす生物を守ることを啓発する国連が定めた「世界海洋デー」で、同時に13回目となる中国の「全国海洋宣伝の日」でもある。 この日にちなんだ関連保護活動に、中国は毎年前向きには取り組んでいる。今年も、関連部門は早くも先月2...

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 地球上の7割の面積を覆う海。今日6月8日は、海の環境やそこに暮らす生物を守ることを啓発する国連が定めた「世界海洋デー」で、同時に13回目となる中国の「全国海洋宣伝の日」でもある。

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 この日にちなんだ関連保護活動に、中国は毎年前向きには取り組んでいる。今年も、関連部門は早くも先月20日に、「マングローブの保護 海洋生態の保護」というテーマを巡り、関連のPR活動を手配し、各政府機関や社会団体、小中高校、大学など全国の広い範囲にわたって、キャンペーンを行うよう求めている。

 PRだけでなく、関連の政府機関が「海洋保護:人と自然の協和のとれた共生」をテーマとする海洋知識クイズも行い、全国範囲で、継続時間が長く、人々に海洋保護の知識向上により深く参与してもらうことを目的としている。

 海洋保護の意識強化を促し、海洋知識の普及を進める一方で、海洋保護に関する立法も促されている。中国の海洋保護法の採択は1982年に遡り、その後、幾度もの修正を経ている。先月下旬に開かれた全国人民代表大会でも関連代表は自身の専門分野から、汚水処理の強化や海の砂の掘り出し規制などの提案を行った。

 生命の起源とされる海には、数多くの生物が生息し、限りないエネルギーや資源が潜んでいる。一方で、プラスチックごみの増加など海洋環境の汚染が深刻な問題となっており、その保護は一刻の猶予も許されない緊急な課題である。これには世界が一丸となって対応しなければならない。中国では、「人と自然の調和のとれた共存」は、新時代の基本方針となっている。各国と共に海洋環境の保護に努めていくのが急務である。(CRI日本語部論説員)

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