鬼才ジャ・ジャンクー監督が米誌「世界の思想家100人」に=安倍首相やプーチン大統領も―中国

Record China    2013年12月30日(月) 22時50分

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29日、米外交専門誌フォーリン・ポリシーによる2013年度版「世界の思想家100人」に、中国のジャ・ジャンクーが選ばれた。

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2013年12月29日、米外交専門誌フォーリン・ポリシーによる2013年度版「世界の思想家100人」に、中国のジャ・ジャンクー(賈樟柯)が選ばれた。新浪網が伝えた。

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今年のカンヌ国際映画祭では、北野オフィス製作による日中合作映画「罪の手ざわり」で脚本賞を受賞。4つの省で実際に起こった事件をベースに、現在の中国社会で必死に生きる人々の姿をパワフルに描いた映画だ。米紙ニューヨークタイムズの映画評論家による「今年の10本」では、第5位に選ばれている。

そのジャ・ジャンクー監督が、フォーリン・ポリシー誌の「世界の思想家100人」の1人に選ばれた。中国からは李克強(リー・カーチアン)副首相や王岐山(ワン・チーシャン)副首相など、今年は計8人が入選。また、ロシアプーチン大統領、日本の安倍晋三首相、ローマ法王フランシスコ、フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグなどが選ばれている。

ジャ監督について同誌では、「映像という芸術で社会をリアルに見せてくれるが、彼の同業者にはその本質が届いていない」と批評している。

中国国内よりも、海外での評価が非常に高いジャ監督。2000年、映画「プラットホーム」で第57回ベネチア国際映画祭のNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。2006年「長江哀歌(エレジー)」は、第63回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞している。(翻訳・編集/Mathilda

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