制服で田植え体験をした中国航空会社の客室乗務員にネットで批判の声も

Record China    2020年6月7日(日) 20時56分

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6日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、青島航空の客室乗務員らが田植え体験をしたことについて、ネット上で批判の声も出ていると伝えた。

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2020年6月6日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、青島航空の客室乗務員らが田植え体験をしたことについて、ネット上で批判の声も出ていると伝えた。

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記事によると、山東省イ坊市で5日、青島航空の客室乗務員らが田植え体験に参加した。客室乗務員たちは制服姿に長靴で参加したが、ネット上では「パフォーマンスだ」との批判の声も出た。

これについて、青島航空の担当者は、公益活動の一環として現場で田植え体験をすることにしたもので、農家の苦労を体験し、「海水稲」を宣伝し、食べ物を大事にしてほしいという目的だったと釈明した。

この記事について、中国のネットユーザーからは、「単なるパフォーマンスだ。どうってことはない」「これは主催者側の考えが至らなかったせいだな」「客室乗務員は上司の指示に従うしかないんだよ。彼女たちが田植えをしたいとでも思うか?」などのコメントが寄せられた。

また、「こんな服装での公益活動にどんな意味があるのだろう」「スカートで田植え?パフォーマンスにしてももう少しやり方があるだろう」「宣伝は宣伝で別に問題はないと思う。ただ農作業に適した服に着替えられなかったのかと」など、問題点を指摘するコメントも多かった。

他には、「これは貧富の差がますます大きくなっていることが招いた歪みだ。農民の生計の手段が金持ちの目にパフォーマンスや面白そうなことに見えるのだ」との指摘や、「客室乗務員たちが去った後に植え直さなきゃなんないだろうな」というユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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