北京市の氷上競技訓練拠点が今月竣工へ

人民網日本語版    2020年6月5日(金) 22時0分

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北京市延慶区の美しい嬀水の河畔に、半円形の「アイスホッケーパック」と正方形の「カーリングストーン」を組み合わせたデザインの氷上競技館群がそびえ立っている。ここは北京市氷上競技訓練基地だ。

北京市延慶区の美しい嬀水の河畔に、半円形の「アイスホッケーパック」と正方形の「カーリングストーン」を組み合わせたデザインの氷上競技館群がそびえ立っている。ここは北京市氷上競技訓練基地だ。現在、すでに工事全体の95%が完成しており、今月中には竣工予定となっている。

この訓練拠点の建築総面積は8万平方メートル以上で、現在アジアで単体として最大の総合氷上スポーツセンターとなる。競技館は標準サイズのスケートリンクが8面あり、1面の面積は約1800平方メートルで、2000人収容可能な観客席も設置されている。

訓練拠点全体の中心となる総合訓練館は、「天は円く地は方形である」という中国の宇宙観「天円地方」の設計理念を採用し、L区(西側の総合館)とR区(東側の訓練館)の2つのエリアに分かれている。競技館の施工難度は非常に高く、そこに応用された科学技術は驚くべきものがある。訓練センターの競技館全体で鉄骨構造が採用され、鉄骨構造の総重量は1万4000トンに達する。西側総合館の屋根の鉄骨トラスは競技館全体で最大の長さとなっており、36メートルもあるという。(編集AK)

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