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中国でまた粉ミルク事件か、1歳半の女児の胸が“発育”=当局が調査開始

配信日時:2020年6月6日(土) 0時0分
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中国江西省宜春市の県級市・豊城市で、1歳半の女児の胸が膨らんだ。女児の母親は、SNSを通じて購入した粉ミルクが原因だと訴えている。

中国江西省宜春市の県級市・豊城市で、1歳半の女児の胸が膨らんだ。女児の母親は、SNSを通じて購入した粉ミルクが原因だと訴えている。中国メディアの澎湃新聞が4日付で伝えた。

報道によると、母親は乳幼児用品の販売店店主から微信(WeChat)を通じて直接購入した粉ミルクを女児に飲ませていた。すると、しばらくして女児の胸が大きくなっていることに気付いた。病院で検査したところ、“発育”している可能性があると診断されたという。

母親が与えていたのは中国メーカー・貝因美(Beingmate)の粉ミルク。同店では貝因美の別の粉ミルクを販売していたが、母親が購入していた製品は販売しておらず、店主が独自に入手したものだった。

同店の店員は「彼女(母親)が商品の写真を店主に送り、店主が貝因美に写真を転送して『あるか』と聞いて、先方があると言った」と正規の契約の元に購入していたものだと主張した。一方、貝因美の担当者は「そちらの店には販売許可は出していない」と説明。「彼(店主)が入手した製品が正規品かどうかは分からない」と答えた。

その後、製品に印字されたQRコードなどを調べた結果、母親が購入していた粉ミルクは、一部は正規品だったが、その他の多くが非正規品だったことが分かった。

貝因美の担当者は、「弊社の製品は国の安全基準を満たしている。乳児の発育を促進するような問題は起こるはずがない」とする一方、「子どもの発達異常にはさまざまな原因があり、粉ミルクだと断定することはできない」とも話した。

騒動について、豊城市当局はすでに調査を開始したとし、結果は分かり次第公表するとしている。

中国では2008年に有害物質メラミンによる「汚染粉ミルク」事件が起き、多くの乳幼児に被害が及んだ。中国のネットユーザーからは「十数年でまた粉ミルクがらみの問題が起こるとは。徹底的に調べて絶対に厳罰を下さないといけない」「法律はもっと子どもを守ることに力を入れるべきだ」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

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