ジンバブエ 経済苦境下でコロナに対応

CRI online    2020年6月4日(木) 17時10分

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中国政府がアフリカ大陸の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を支援するために派遣した医療チームは5月11日から25日までジンバブエで活動を展開しました。 経済苦境に陥っているジンバブエは医療関係者と治療薬がいずれも不足し、治療機器のメンテナスも不十分で使用できず、病...

 中国政府がアフリカ大陸の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を支援するために派遣した医療チームは5月11日から25日までジンバブエで活動を展開しました。

 経済苦境に陥っているジンバブエは医療関係者と治療薬がいずれも不足し、治療機器のメンテナスも不十分で使用できず、病院への水道電気供給も確保されていません。また、核酸検査(PCR検査)の費用は25米ドルで20米ドルにとどまる住民の月収を上回っており、一般市民は病院にかかることができません。防護用品、検査手段、治療措置に大きな欠陥があり、最大の困難は資金不足です。専用の治療病院として指定された全国70施設以上の病院の整備はいずれも基準を満たさず、大規模な感染拡大防止が至急の課題となっています。

 こうした現状を受け、中国医療チームは「治療より予防だ。感染源を断ち、感染経路を遮断することが鍵である。マスクを着用し、都市を封鎖し、感染源不明の症例の発生を回避するために海外からの輸入感染に対する予防対策を厳守しなければならない」と助言しました。(提供/CRI

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