フロイドさん暴行死 米国が構造的問題を見直す機会=米オバマ前大統領

CRI online    2020年6月4日(木) 14時15分

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米国のオバマ前大統領は3日、フロイドさんの暴行死について、「ジョージ・フロイドさんの死は、全米を動揺させた。これは米国人が『課題と構造的な問題」を認識して解決する機会にある。これらの問題は歴史的に長く敷かれていた奴隷制と『ジム・クロウ法』(1870年代から1960年代まで存在し...

米国のオバマ前大統領は3日、フロイドさんの暴行死について、「ジョージ・フロイドさんの死は、全米を動揺させた。これは米国人が『課題と構造的な問題」を認識して解決する機会にある。これらの問題は歴史的に長く敷かれていた奴隷制と『ジム・クロウ法』(1870年代から1960年代まで存在した米国南部における、州・郡・市町村レベルでの人種隔離をする規則と条例)の結果であり、また、レッドライニング(米国で金融機関が低所得階層の黒人が居住する地域を、融資リスクが高いとして赤線で囲み、融資対象から除外するなどして差別したとされる問題)と制度化された人種主義の結果でもある。人種主義は一種の疫病のようなもので、社会の原罪だ」との見解を示しました。また、米国の人々がこれらの問題に共に対応し、現状を変えて、建国の最高の夢を叶えていくよう呼びかけました。

 オバマ前大統領は「地方政府と民衆に法律執行中の暴行問題を見直し、改革してほしい」と示しました。(提供/CRI

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