中国にヨーグルトブーム到来!「ヨーグルトの故郷」では中国語を学ぶ人が増加―独メディア

Record China    2020年6月9日(火) 7時50分

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中国紙・環球時報は4日、ドイツメディアが「中国でヨーグルトがブームとなっているため、ブルガリアが益を得ている」という記事を掲載したことを伝えた。資料写真。

中国紙・環球時報は4日、ドイツメディアが「中国でヨーグルトがブームとなっているため、ブルガリアが益を得ている」という記事を掲載したことを伝えた。

同紙によると、記事は「中国ではヨーグルトの需要が増加している」と指摘。新型コロナウイルスとの闘いの期間中、ヨーグルトを食べることが多くの中国人の習慣になったという。

記事はさらに、「中国ではほぼすべての大型スーパーで多くの種類のヨーグルトが販売されている」と指摘。「10年前の中国人1人当たりのヨーグルト消費量は年間1.5キログラム未満だったが、現在は約5キロにまで増加した」とのデータを挙げ、「ドイツの17キロと比べるなら、中国のヨーグルト市場はまだ大きな潜在力がある」とも論じた。

その上で記事は、「アジア人の多くが乳糖不耐症である」と指摘。しかし、ヨーグルトには乳糖がほとんど含まれていないため、これもヨーグルトの消費量が中国で急速に増加している理由の1つだと記事は分析した。

別の重要な理由として「一部の中国人はヨーグルトを食べると健康や長寿に寄与すると考えている」と説明。「中国のテレビコマーシャルでは、ヨーグルトの故郷としてブルガリアのヨーグルト文化の宣伝がよく流れている」とし、「特にモムチロフツィー村のヨーグルトが有名だ。この村には約1200人が暮らしているが、90歳以上の高齢者が多い」とした。

また、「この村では多くの人が中国語を学んでいる」と紹介。中国の乳製品メーカーが協力してレッスンしているそうで、村民は「(中国語を学ぶことで)中国人旅行者が来た時に交流できる」と話しているという。

このほか、「10年前にこの村が最初の中国からの代表団を迎え入れた時、中国の代表団はヨーグルトの生産に関する技術を知りたいと訪れていた。今ではこの村の名前を取って命名されたヨーグルトが中国で大人気となっており、毎年のヨーグルトフェスティバルには多くの中国人旅行者がやって来るようになった」と記事は紹介。「ブルガリアは中国のヨーグルトブームから益を得ている」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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