米ミネアポリス警察、5年間で237回の「首押さえつけ」 44人が死亡

CRI online    2020年6月3日(水) 15時45分

拡大

米テレビネットワーク「NBC」と米政治専門紙『ザ・ヒル』の現地時間6月1日の報道によりますと、米ミネアポリス市の警察当局は過去5年の間、容疑者を逮捕する際に「首を押さえつける」行為を少なくとも237回実施し、そのうち44人が意識を失って死亡したということです。現地時間6月1日に...

米テレビネットワーク「NBC」と米政治専門紙『ザ・ヒル』の現地時間6月1日の報道によりますと、米ミネアポリス市の警察当局は過去5年の間、容疑者を逮捕する際に「首を押さえつける」行為を少なくとも237回実施し、そのうち44人が意識を失って死亡したということです。

 米警察の定義によれば、首を押さえつけるという行為は、容疑者の行動を抑制する目的で、気道に直接的に圧力がかからないよう、腕や膝で首を押さえつけるという逮捕術で、多くの練習が必要なテクニックが必要とされています。一歩間違えば相手の命を奪いかねないため、使用者には冷静さが必要だということです。

 ジョージ・フロイド氏が暴力的な法執行により死亡したことで、ミネアポリス市をはじめ、全米各地で抗議運動が爆発的に起こり、騒乱にまで至っています。

 米イリノイ州のJ.B.プリツカー知事は、各州への派兵を示唆したトランプ大統領の演説に対し、イリノイ州への軍の派遣を拒否したうえで、「トランプ大統領の行動は、新型コロナウイルス対策における自身のミスをカバーしようとするもの」との考えを示しました。また、CNNの報道は「トランプ大統領の行動は情勢を改善するのではなく、煽り立ている」と論じました。(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携