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米国のコロナ対応、中国の100倍劣る―米誌

配信日時:2020年6月15日(月) 6時20分
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12日、中国紙・環球時報は、米誌タイムが「米国の新型コロナウイルス対応は中国の100倍劣る」とする記事を掲載したと報じた。写真は米国の新型コロナに関する呼び掛け。

2020年6月12日、中国紙・環球時報は、米誌タイムが「米国の新型コロナウイルス対応は中国の100倍劣る」とする記事を掲載したと報じた。

環球時報によると、記事は、「新型コロナウイルスによる死亡率が米国では100万人当たり340人を超えていて、中国の100倍以上になっている」と指摘。「中国のみならずオーストリアやドイツ、ギリシャでも死亡率は米国より明らかに低く、オーストラリアやモンゴル、ニュージーランド、シンガポール、韓国、タイでは100万人当たりの死亡率は7人以下だ」と伝えた。

その上で記事は、「中国は大規模な都市封鎖を実行した」と紹介。武漢などでは外出が禁止され、学校もオフィスも閉鎖したが、多くの国から厳し過ぎると批判を浴びたという。しかし、「中国は検査と追跡を強化して直ちに隔離し、臨時病院を建設して患者を治療し、武漢へは4万2000人の医療スタッフを派遣した」と記事は指摘。こうした措置の結果、ウイルスが湖北省以外へ伝わるのを効果的に阻止し、「湖北省以外での感染者は中国全体の16%にすぎなかった」と伝えた。

そして、東アジアや太平洋地区の新型コロナによる死亡率が低いその他の国も中国と似た措置を取ったと説明し、検査、追跡や社会的距離の確保、マスク着用の取り組みに力が入れられたことに言及。また、この点で「米国は最初の感染者が出てから6週間を無駄に過ごし、遅い対応のため知らない間にウイルスが広範囲に拡大してしまった」と分析した。そのため、世界で最も多い感染者と死者を出すことになったとしている。

また記事は、米国は今、「社会の安全と新型コロナという2重の危機に面している」と指摘。州ごとに政策が異なり、マスク着用や社会的距離などの安全措置に関する情報にも矛盾があって、こうした要素を加味すると、初期の対応遅れが健康と経済に与える破壊的な影響を増し加える可能性があると論じた。

さらに、「中国などの例を見ると、疫病の流行が発生しても多くの人が亡くなることは決して避けられないことではない」と記事は指摘。ギリシャやニュージーランド、ベトナムなどの対策はそれぞれ異なっているとはいえ、「強力な政治力と科学に基づいた方法、世界保健機関(WHO)の検査、追跡、効果的な隔離措置に関するガイドラインに厳格に従ったという共通点がある」と分析した。

記事は、「米国の死亡率は驚くべきものであり、多くの人の死は避けられたはずだ」と指摘。素早くかつ効果的に行動すればウイルスによる深刻な影響は避けることができ、多くの人の命を救って経済を回復できると論じ、「米国は成功した国から教訓を学んで行動しないなら、死亡率は中国の200倍になってしまうかもしれない」と訴えた。(翻訳・編集/山中)

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