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米警官の民間人殺害、昨年は1000人以上、1日平均3人―米メディア

配信日時:2020年6月3日(水) 14時0分
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米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件への抗議活動が全米各地に広がる中、米CNBCは1日、「米国における警官の暴力」について伝えている。

米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件への抗議活動が全米各地に広がる中、米CNBCは1日、「米国における警官の暴力」について報じた。

中国のニュースサイト、澎湃新聞がその内容を要約して、次のように伝えている。

調査グループのMapping Police Violenceによると、2019年に米国では1000人以上が警官による暴力的な法執行が原因で死亡した。平均すると毎日3人の米国人が警官により殺害されたことになる。この数字は他の西側の先進国よりもはるかに高い。

英紙ガーディアンの2015年の報道によると、イングランドとウェールズでは1990年から2014年までに計55件の警官による致命的な銃撃があった。ドイツでは2010年と11年に警官による致命的な銃撃を受けたのは15人にすぎない。

米国の都市の2013年から19年までの人口100万人当たりの警官による殺害の年間平均数をみると、人口100万人以上の都市のトップ3は、フェニックス(11人)、サンアントニオ(5.1人)、ダラス(4.8人)だった。人口50~100万人の都市のトップ3は、オクラホマシティ(12.1人)、アルバカーキ(8.4人)、メサ(8.1人)で、人口25~50万人の都市のトップ3は、セントルイス(17.9人)、オーランド(10.8人)、ベーカーズフィールド(9.9人)。

米国では毎年、警官による暴力的な法執行が原因の死亡事件が多発しているにもかかわらず、警官が起訴されることはほとんどない。2013年から19年までにこうした事件の99%は起訴されなかった。検察は有罪判決を得るためのハードルが高いため、警官を起訴することに慎重になる場合が多い。「Qualified Immunity(限定的免責)」法理により「明確に確立された」法律違反を伴わない場合、警官は起訴から保護される。

だがこのことは、警官が安全であることを意味しない。米連邦捜査局(FBI)のデータによると、2019年に全米で48人の警官が職務中に殺害され、41人が事故死している。殺害された警官のうち40人が白人、7人が黒人、1人がアジア人だった。(翻訳・編集/柳川)

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