数字で分かる中米両国の感染予防策の良し悪し=外交部

CRI online    2020年6月1日(月) 23時45分

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報道によりますと、トランプ大統領が5月29日の記者会見で、中国が新型コロナウイルス対策の不備で世界に苦難をもたらしたと再度中国を批判しました。これを受け、外交部の趙立堅報道官は6月1日に行われた定例記者会見で、「この見解は事実とまったく異なるものである。新型コロナウイルスの感染...

 報道によりますと、トランプ大統領が5月29日の記者会見で、中国が新型コロナウイルス対策の不備で世界に苦難をもたらしたと再度中国を批判しました。これを受け、外交部の趙立堅報道官は6月1日に行われた定例記者会見で、「この見解は事実とまったく異なるものである。新型コロナウイルスの感染拡大で多大な努力と犠牲を払った中国人民にとって、極めて失礼な態度だ」と指摘しました。

 趙報道官は「中国は1月23日に武漢を離れる通路を閉鎖した。そして、翌日24日から4月8日まで、武漢を離着するビジネス航空便もなければ、武漢を出る列車もなかった」と述べました。そのうえで、「報道によると、カナダの統計ではウイルスは米国の旅行者によってカナダにもたらされ、フランスで広がっているウイルスの発生源は不明だとしている。ロシアの輸入感染には中国から入ったものはなく、オーストラリアの保健省のデータによると、北東アジアからもたらされたウィルスによる感染例の割合は極めて低いとのことだ。日本国立感染症研究所は、3月以降日本で見られた感染拡大の発生源は中国に由来しないと示している」と明らかにしました。さらに、「現在、米国で確認された感染者数は180万人以上、亡くなった感染者は10万人を越え、いずれも約中国の22倍になっている。『ニューヨーク・タイムズ』のサイトは5月20日、もし米国政府が1週間前倒しで行動制限策を取っていれば、3万6000人の命が救われたはずだとしている。当面、米国の感染状況は極めて深刻である。このような状況の下、ウイルスをレッテル化、政治化する米国の一部の人は、感染拡大を押さえ込むことに集中すべきではないだろうか」と提言しました。(提供/CRI

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