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中国でマスク用不織布の価格が暴落、製造機が「ごみ同然」に―台湾メディア

配信日時:2020年6月1日(月) 13時20分
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31日、台湾メディア・ETtodayは、中国本土でマスク用不織布の価格が暴落したと報じた。

2020年5月31日、台湾メディア・ETtodayは、中国本土でマスク用不織布の価格が暴落したと報じた。

記事は、中国本土メディアの報道を引用して中国におけるマスク用不織布価格の状況について紹介。まず「証券時報」の報道として、新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが弱まりつつある中で、一般のマスク用不織布価格が1トン当たり45万人民元(約680万円)から2000元(約3万円)にまで急落し、高級不織布もわずか6日間で65万元(約980万円)から40万元(約600万円)にまで下落したと伝えた。

記事によると、不織布の需要がピークだった時期に商機とみて友人とともに不織布製造機を6台購入したという江蘇省揚中市のホテル経営者の女性は「最初は1トン35万元(約530万円)で売れた。その後、20万元(約300万円)まで値が下がったが、4月初めに武漢の封鎖が解除されると再び高騰して、40万元(約400万円)になった」と語る一方で、「4月15日に同市当局が市内の不織布生産を一斉停止する命令を下したので、機械を15万元(約230万円)で売ってホテル経営に専念した」と話したという。女性によれば、不織布製造機は今や1万元(約15万円)でも買い手がつかない「ごみ同然」の状態だという。

また、同市でやはり不織布生産に乗り出した男性は、200万元(約3000万円)を投じながら質の悪い中古の製造機しか手に入れられず、品質管理が厳しくなる中で「合格品」の不織布が作れなかったと紹介。「何とか紙おむつにできるくらいの代物で、1トン当たり1万元でしか売れなかった。損をした」と嘆いているそうだ。

記事は、中国メディア・21世紀経済報道が伝えた内容として、「不織布バブルに手を出して利益を出した人はわずか10%で、90%の人は損をした。100万元(約1500万円)の大損をした人もいる」という業界関係者の話を紹介している。(翻訳・編集/川尻

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