日産の韓国撤退、怒った購入者が集団訴訟か=韓国ネット「不買運動中に日本車を買った代償」

Record China    2020年6月1日(月) 11時20分

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1日、韓国・世界日報によると、日産自動車の韓国市場からの撤退発表を受け、購入者から怒りの声が上がっている。写真は日産車。

2020年6月1日、韓国・世界日報によると、日産自動車の韓国市場からの撤退発表を受け、購入者から怒りの声が上がっている。

記事によると、先月30日、韓国のオンラインコミュニティー掲示板・日産自動車同好会では、同月27日に日産・アルティマの車両の引き渡しを受けたというユーザーからの投稿が注目を集めた。投稿は「集団訴訟をしよう」と提案するもので、「購入時に日産の韓国撤退説について問い合わせ、『撤退しない』と言われたので購入したが、納車翌日に韓国撤退が発表された」と説明し「同じような状況の人は一緒に訴訟を起こそう」と呼び掛けているという。

韓国では昨年初めから日産撤退説がささやかれていたが、日産は否定していた。しかしその後、昨年7月の日本の対韓輸出規制強化措置をきっかけに始まった日本製品不買運動の影響を受け、深刻な販売不振に陥っていたという。

これを見た韓国のネットユーザーからは、「不買運動中に日本車を購入した代償」「国民の努力を無視して日本車を選んだのだから、現実を受け入れて大切に乗ればいい」「仕方ないよ。政府からの緊急支援金を日本経済のために使った人だから」など、購入者側の責任を指摘する声が多数上がっている。

一方で、「新車購入後すぐに事業者が撤退した場合、購入者が被る経済的損失は非常に大きい」とし、中古車販売が難しいことや、アフターサービスは2028年まで続けるもののその後は受けられないことを挙げて「日産が一部補償するべき」と主張する声も上がっている。

その他、「訴訟は賛成。勝訴すれば日本企業にさらなるダメージを与えられる」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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