このほどSNSに投稿された激ヤセ写真で世間を驚かせたアクションスターのサモ・ハン（洪金宝）が、香港メディアのインタビューに答え、あくまでも健康維持のためのダイエットであることを語っている。

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「最霊活的胖子」（動けるデブ）で知られるサモ・ハンだが、このほど歌手アラン・タム（譚詠麟）がSNSで友人が集まる食事会の模様を報告した際、写真での痩せた姿が「誰だか分からない」「悪い病気ではないのか？」と世間を仰天させた。あまりの反響の大きさから、香港メディアが急きょ申し入れたインタビューに対し、サモ・ハンは自身の健康管理について語っている。

2017年に膝の手術を行い、さらに糖尿病を抱えていることから、近年は移動する時に杖や車椅子が欠かせない。サモ・ハンによると、痩せたのはダイエットの効果で、血糖値に注意して食事制限を行っているとのこと。炭水化物をほぼ口にせず、1日の食事は8時間以内に食べ終えるようにしているという。

また、報じられた激ヤセについては否定しており、日々の努力で少しずつ痩せた成果とのこと。体重は近年のピーク時から10キロほど減っただけで、現在は90キロ前後だという。「70歳も目前なので、家族と一緒に食事をする幸せな時間が長く続くことだけが望みだ」と、美食を断って健康を第一に考えていることを語っている。

近年は出演作が少ないが、映画監督やアクション監督の仕事については、「自分で体調管理をすれば可能なので問題ない」と語っている。引退は現在の選択肢にはなく、「動けて、話せて、考えられるうちは続ける。せっかく神様から与えられたものを無駄にはできない」とも語っている。（Mathilda）