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中国が香港に「国家安全法」導入へ、芸能人らが記者会見で抗議

配信日時:2020年5月29日(金) 23時20分
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香港への国家安全法導入が決まったことに対して28日、芸能人や作家など文化人が香港メディアを集めて記者会見を開催。自由の制限に対して抗議の意を示した。資料写真。
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香港への国家安全法導入が決まったことに対して28日、芸能人や作家など文化人が香港メディアを集めて記者会見を開催。自由の制限に対して抗議の意を示した。

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中国の全国人民代表大会(全人代)は28日、香港で反体制活動を禁止する国家安全法の導入を決定。今後、中国の最高立法機関である全人代の常務委員会に引き渡され、施行に向けて動き出す運びとなる。これに対して28日、芸能人や作家、音楽家などが集まり、「黒雲が立ち込める中、依然沈黙を拒否する」とのタイトルで記者会見を開催。今後、言論や表現の自由が厳しく制限されるとして強く反発し、抗議の意を示した。

記者会見に集まったのは、芸能界からは男性歌手アンソニー・ウォン(黄耀明)、女性歌手デニス・ホー(何韻詩)、音楽プロデューサーのエイドリアン・チョウ(周博賢)ら。アンソニー・ウォンは昨年、天安門事件から30周年を記念した楽曲「回憶有罪」を発表しているが、これを含めて今まで発表してきた数々の楽曲が制限対象になる恐れがあり、「歴史の回顧が罪となる」と危機感を語っている。

これまでも香港の民主化運動を支持し続け、中国から封殺対象となっているデニス・ホーは、「現在の状況は、抗議を表明する最後の機会となりつつある」とコメント。国家安全法の導入後、これまでの数々の言動から中国政府の直接監視下に置かれる可能性について聞かれると、「その危険は今までも感じ続けてきた」と語り、最後まで抗議の声を上げ続ける考えを明らかにした。(Mathilda

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