米国の新型コロナ死者10万人突破、中国専門家チームトップ「衝撃」―中国メディア

Record China    2020年5月28日(木) 11時50分

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中国紙・北京青年報(電子版)は28日、「新型コロナウイルスでの米国の死者が10万人突破、衝撃を受ける鍾南山氏」とする記事を配信した。写真は米ニューヨーク。

中国紙・北京青年報(電子版)は28日、「新型コロナウイルスでの米国の死者が10万人突破、衝撃を受ける鍾南山氏」とする記事を配信した。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米東部時間27日午後5時32分時点で、新型コロナウイルスの米国の死者は10万47人と、10万人を超えた。感染者数も169万5776人となっている。

記事によると、新型コロナウイルス対策で中国政府の専門家チームのトップを務める鍾南山(ジョン・ナンシャン)氏はこれに先立ち、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストとのインタビューで、「17年前、米国ではSARS(重症急性呼吸器症候群)の流行は非常にうまく処理されていた。今の状況とは全く違う」とした上で、「米国は、非常に広範で他の国よりも多い数の検査を実施しているが、その死者数の多さに衝撃を受けている」とした。

そして、米国の主な問題点として、「当局が医療専門家の意見に耳を傾けず、トランプ米大統領も当初、新型コロナをただのインフルエンザだとして軽視したこと」と「当局が経済の再開に関する医療専門家の意見に耳を傾けなかったこと」の二つを挙げた。

後者については、「経済の早すぎる開放はリスクを伴う。当局は科学の規則に従って、経済を一歩一歩再開すべきだ。もちろん、経済はどの国にとっても非常に重要だが、バランスがうまく取れていない」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)

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