葉を運んだ交易路「茶葉古道」の修復進む 四川省

人民網日本語版    2020年5月27日(水) 23時30分

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四川省滎経県では2020年年明けから、大相嶺茶葉古道修復プロジェクトをスタートさせた。

四川省滎経県では2020年年明けから、大相嶺茶葉古道修復プロジェクトをスタートさせた。修復する「茶葉古道」(茶葉を運んだかつての交易路)は22.5キロに及び、民宿や古道書院の改造やトイレなどの建設を通じて、この地の茶葉古道ハイキング観光スポットとしての発展の基盤を整える。プロジェクトは6月末に全て完成する計画となっている。新華網が伝えた。

大相嶺茶葉古道は、四川省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ「茶葉古道」のうち保存状態が比較的良い区間で、蜀(四川省)の知事が桟道を作った際の記念碑である「何君閣道碑」や、清代の「重修大相嶺橋路碑」といった中国の「全国重点文物保護単位」に指定されている文化財が残されているほか、沿線の村落や川、谷、森林、高山植物などが織りなす豊かな自然景観資源を備えている。2019年、大相嶺茶葉古道は国家林草局から「最も美しい森林古道」の称号を与えられた。(編集TG)

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