ジョン・ウー監督「中国版タイタニック」最新作、チャン・ツィイーら大物スターが直訴出演―台湾

Record China    2013年12月25日(水) 11時10分

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24日、香港のジョン・ウー監督が最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)について、キャスティング秘話などを語った。

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2013年12月24日、香港のジョン・ウー呉宇森)監督が最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)について、キャスティング秘話などを語った。NOWnewsが伝えた。

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「レッドクリフ」などで知られるジョン・ウー(呉宇森)監督の最新作「THE CROSSING」は現在、ロケ地を上海から台湾へ移し、撮影が続けられている。1949年1月に発生した“中国版タイタニック”こと客船・太平輪号の沈没事故を描くもの。ジョン・ウー監督によると、同作は悲劇をメーンに描いたラブロマンスで、自身がずっと撮りたかったジャンルだという。ラブロマンスへのこだわりについて、壮大な愛を描くロシアの大河小説「ドクトル・ジバゴ」が大好きなことを挙げている。

キャストについては、中国から女優チャン・ツィイー(章子怡)や俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)、台湾から金城武、韓国から女優ソン・ヘギョ、日本から長澤まさみと黒木瞳など、各国の人気スターが顔をそろえる。ウー監督によると今回の奇跡的なキャスティングは、一部は自ら直訴してきたとのこと。特にチャン・ツィイーは、3年間もアプローチし続けていたという。国際的女優が「出演できるなら役は選ばない」とまで訴えたというが、ツィイーが演じるのは富豪令嬢や上流階級出身ではなく、一般庶民の女性。ウー監督は「見てもらえば絶対に涙が出る」と、ツィイーの演技に自信をのぞかせている。

ソン・ヘギョについては脚本の構想を練っていた3年前から、すでに出演が決まっていた。金城武も脚本を見て、出演を即決した一人。日本軍の台湾人医師を演じる金城だが、同作では珍しく全編を台湾語で演じるという。大物スターが集結した現場について、ウー監督は「報道で言われる不仲は一切ない。みんな非常に謙虚で、いいムードを作り上げている」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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