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武漢市民1000万人へのPCR検査はどのように行われたのか―中国メディア

配信日時:2020年6月4日(木) 16時20分
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3日、参考消息網は、武漢市の新型コロナウイルスのPCR検査を受けた人数が、19日間で約1000万人に達したことを伝えた。写真はPCR検査。

2020年6月3日、中国メディアの参考消息網は、武漢市で5月14日から6月1日までの間に新型コロナウイルスのPCR検査を受けた人数が約1000万人に達したことを伝えた。

記事によると、湖北省新型コロナウイルス感染防止対策指揮部は6月2日の記者会見で、現地時間5月14日0時から6月1日24時までの間に、武漢市の新型コロナウイルスのPCR検査を989万9828人が受診したと発表。無症状感染者を300人確認したほか、濃厚接触者1174人を追跡してPCR検査を実施したところ、いずれも陰性だった。無症状感染者とその濃厚接触者を隔離して経過観察しているという。また、武漢市の無症状感染者が全市民に占める割合は「極めて低い」とされており、無症状感染者から他の人が感染した状況は確認されていないとした。

記事は、「19日間で約1000万人をどのように検査したのか」について、武漢市衛生健康委員会の王衛華(ワン・ウェイホア)副主任のコメントを紹介。同氏は記者会見で「マスコミやスマホのショートメール、微信(WeChat)など、さまざまなメディアを通じて『PCR検査10問10答』などの情報を全市民に伝達し、より多くの市民がPCR検査に参加できるよう情報通知を徹底した点」「市内にある40の医療機関を総動員し、武漢市内全域に最大2907個の検体採取ステーションを設置したほか、外出することに心理的な抵抗がある人には当局の職員が直接訪問し採取するなど、約5万人の医療関係者と約28万人のサポートスタッフが交代しながら、24時間態勢で設備をフル稼働させ検査を実施した点」「専門家との協議の上、5人以下の検体を一度に検査する『集合検査法(Pooling)』という新たな手法を採用し、検査効率を向上させた点」の3つが、短期間で1000万人の検査を実現できた要因と述べた。

最後に記事は、武漢市副市長の胡亜波(フー・ヤーボー)氏のコメントを紹介。今回のPCR検査費用約9億元(約138億円)を武漢市政府が負担することについて、「それだけの価値がある。全国や武漢の人民に安心をもたらすのだから」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)

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