大いに発展に力を入れる事業として、中国はデジタル経済プラットフォームづくり、つまり新インフラ建設を進めている。江原氏は、「改革開放で中国経済の高成長を支えたのは、道路や鉄道、港湾、橋梁、外資導入拠点などハードウエア建設を重点とするインフラ投資にあったが、新インフラ投資は未来産業やスマート都市の創出や発展に大きく関わっている」と述べたうえで、「新インフラ建設は第4次産業革命推進のプラットフォームづくりだ。新インフラ建設には膨大な資金が必要だが、この点、改革開放や『一帯一路』(the Belt and Road)でのインフラ整備(鉄道、港湾など)や外資導入、国際連携、国際協力の経験が生かされるに違いない」と指摘。さらに、「第4次産業革命が到来しようとしている今、中国は最前線へと飛躍的に発展しつつあり、新インフラ建設はそのために極めて重要な役割を果たすだろう」と述べた。(編集AK)
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