<政協>科学技術による感染症への勝利 時期尚早=陳馮富珍

CRI online    2020年5月25日(月) 13時55分

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第13期全国政治協商会議第3回会議の2回目の全体会議が24日午前9時に人民大会堂で開かれました。陳馮富珍(マーガレット・チャン)全国政治協商会議委員、世界保健機関(WHO)元事務局長は会議で、世界規模の感染症への予防・抑制および人類運命共同体などついて、意見を述べました。 その...

第13期全国政治協商会議第3回会議の2回目の全体会議が24日午前9時に人民大会堂で開かれました。陳馮富珍(マーガレット・チャン)全国政治協商会議委員、世界保健機関(WHO)元事務局長は会議で、世界規模の感染症への予防・抑制および人類運命共同体などついて、意見を述べました。

 その中で、陳馮富珍女史は「今回のコロナウイルスは今までのウイルスの中で、もっと狡猾的なものだ。エボラウイルスの致死率は非常に高いが、感染率は低い。インフルエンザのウイルスは感染率が高いが、致死率はとても低い。しかし、新型コロナウイルスはその感染率がインフルエンザをはるかに超えていて、特に人が集まる環境の中、容易に感染する。その上、致死率はH1N1の10倍である。また、潜伏期が長く、無症状感染などの特性を持っているので、通常の予防抑制措置は効果を挙げるのが難しい。目下、新型コロナウイルスのメカニズムに対する認識はまだ不十分で、治療薬やワクチンの研究開発も進行中であるが、科学技術による感染症との闘いに打ち勝つにはまだ時間がかかる。そのため、油断やいい加減な態度で感染症に対応してしまうと、挽回できない災いになるだろう」と語りました。(提供/CRI

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