武漢での大規模PCR検査、10日で218人の無症状感染者を確認―中国メディア

Record China    2020年5月26日(火) 15時40分

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25日、中国メディアの澎湃新聞は、中国湖北省武漢市で行われている全市民を対象としたPCR検査で、すでに218人の無症状感染者が確認されたと伝えた。写真は武漢市。

2020年5月25日、中国メディアの澎湃新聞は、中国湖北省武漢市で行われている全市民を対象としたPCR検査で、すでに218人の無症状感染者が確認されたと伝えた。

武漢市衛生健康委員会の公式サイトが発表したデータによると、武漢市では15日から23日までで累計650万1302人に対してPCR検査を行い、15日から24日までで累計218人の無症状感染者を確認したと記事は伝えた。なお、中国政府は無症状感染者は感染者としてカウントしていない。

記事は、武漢で展開している大規模なPCR検査は、PCR検査を行ったことのない住民を対象にしており、過去に感染者が出た居住区や古い居住区、人口が密集している居住区から優先的に検査を行ったと紹介。過去にPCR検査を行ったことのある人は基本的に再検査の必要はなく、6歳以下の子どもに対する検査は勧めていないという。

また、長江日報の25日の報道によると、15日から始まった大規模なPCR検査は24日時点ですでに900万人以上の市民から検体を採取したという。23日からは何らかの理由で検体採取できなかった人を対象に武漢市内の231カ所に採取所を設け、検体を採取していると記事は伝えた。記事によると、19年末の時点で武漢市の常住人口は1121万2000人だという。(翻訳・編集/山中)

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