中国本土の新規コロナ患者初のゼロも、国際線の運航制限は10月まで続く―独メディア

Record China    2020年5月24日(日) 22時10分

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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、「中国政府は23日、中国本土の新型コロナウイルスの新規感染者が初めてゼロになったと発表したものの、国際線の運航制限は10月まで続く」と伝えた。写真は武漢駅構内。

2020年5月23日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、「中国政府は23日、新型コロナウイルスの新規感染者が感染拡大以降初めてゼロになったと発表したものの、国際線の運航制限は10月まで続く」とし、次のように伝えている。

中国政府系メディアの発表によると、中国軍事科学院の研究チームがワクチンの臨床試験で良い結果を得た。報道によると、この新型コロナウイルスワクチンの第1相試験の結果では、このワクチンは安全で、体内で素早く免疫反応を出すよう誘発するものとなったという。この報告は英医学誌ランセットに発表された。

中国本土の新規感染者は23日にゼロになったものの、中国は旅客機の国際線フライト数を厳格に制限し続けている。中国メディアの財経によると、中国の国内線は新型コロナ前の半分のレベルにまで回復している。感染拡大が最も深刻な2月中旬は1日平均20万人の旅客数だったが、今月初めには80万人にまで回復した。

中国の航空管理当局は国際線についての制限を継続している。3月下旬から中国では「5つの1」政策を行っている。これは航空会社1社1路線で週1回だけの運航を認めるというもので、「1航空会社、1国、1路線、1週、1便」と定めている。中国メディアの21世紀経済報道によると、航空管理当局はこの規定を少なくとも10月まで延長するという。(翻訳・編集/山中)

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