<全人代>人民至上を貫き 暮らしの向上に努める=習総書記

CRI online    2020年5月24日(日) 1時40分

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習近平総書記は22日午後、第13期全国人民代表大会第3回会議の内蒙古代表団の審議に参加した際、「中国共産党の根幹と血脈は人民に由来するものだ。党が人民を団結させ、革命と建設、改革を執り行う根本的な目的は、人民の暮らしの向上にある」と強調しました。これに対し、代表らは「総書記の要...

習近平総書記は22日午後、第13期全国人民代表大会第3回会議の内蒙古代表団の審議に参加した際、「中国共産党の根幹と血脈は人民に由来するものだ。党が人民を団結させ、革命と建設、改革を執り行う根本的な目的は、人民の暮らしの向上にある」と強調しました。これに対し、代表らは「総書記の要求を確実に実行に移し、人民を中心とする発展理念を各項目の政策決定と実施に結び付けた実際行動として着地させていく」と意志を表明しました。

 2014年から今年に至るまで、習総書記は2度にわたって内蒙古自治区を実地視察し、内蒙古代表団の審議には3回参加し、現地の貧困脱却に大きな関心を寄せてきました。22日に内蒙古代表団の審議に参加した際、習総書記は全国人民代表でもある烏蘭察布(ウランチャブ)市の費東市長に、同市の貧困脱却堅塁攻略に関する聞き取りを行いました。費市長は、現地には安定した貧困脱却が実現できていない世帯や、基準ラインぎりぎりのところにいる世帯計2万1000人がいると紹介し、「みんなが小康(いくらかゆとりのある暮らし)の実現に向かって、持てる力を振り絞って取り組んでいる最中だ」と話しました。

 草原の生態保護を重視している習総書記はまた、全国人民代表を務める錫林郭勒(シリンゴル)盟の霍照良盟長に草原での石炭開発についての状況を聴取しました。霍盟長は、生態優先の方針を堅持し、全盟60%以上のエリアを生態保護レッドラインの対象範囲に指定し、草原で新規の鉱山開発はもう認可しないことを説明しました。習総書記はこれらのやり方を十分に肯定した上で、「エコ文明建設の戦略的な集中力を強め、後世に美しい大草原を残すべきだ」と重ねて強調しました。

 習総書記はまた、「中国共産党は自身の特殊な利益なんかはなく、如何なる時も民衆の利益を最優先にしている」と指摘し、10人の医療関係者の看護と治療の下で、無事健康を回復した87歳の湖北省の高齢者の話を例に、「深刻な感染症を前にして、党はかねてから人民の生命の安全と身体の健康を最優先にし、人民至上、生命至上の方針を貫き、人民の生命と健康を守るために如何なる代価も惜しまない」と話しました。

 さらに、「党の長期的な政権運営の維持には、人民との絆を密接にして、人民の福祉増進を最重要な政治業績としなければならない。経済社会発展の究極の目的は、人民大衆の素晴らしい暮らしへの追及を満たすためにある。人々に変化が見えるようにし、実益を享受できるようにすべきだ」と強調しました。(提供/CRI

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