今年世界を変えた5大事件、米国の衰退や中国のパワーゲーム、スノーデン事件など―露メディア

Record China    2013年12月23日(月) 8時20分

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18日、ロシアの週刊誌は「2013年世界を変えた5大事件」を選んだ。そのなかには、米国の衰退や中国のパワーゲームが入っている。写真は中国空軍。

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2013年12月18日、ロシアのビジネス誌・エクスペルトは、今年世界で発生した重大事件のなかから、将来にも大きな影響を及ぼす可能性がある5つの事件を選んだ。

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1、 大国・米国の衰退

今年は米国の名誉を傷つけるような重大事件が国内で相次いで発生した。政府機関の封鎖は16日間におよび、民主党と共和党の対立は根深い。銃の氾濫により凶悪な事件が多発するが、銃規制は遅々として進んでいない。

2、 中国のパワーゲーム

中国は経済指標上において米国を超えようとするだけでなく、10年来の経済成長で蓄えた力で軍事上でも優位に立とうとしている。しばらくは周辺地域で力試しを行う方針であり、今年は尖閣問題で日中間の対立が激化。年末に発表した防空識別圏では対象となる範囲を、尖閣諸島を含んだ東シナ海へ拡大した。これにより太平洋地域の緊張は一気に高まり、一触即発の状況に陥っている。

3、 スノーデン事件

米中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者が暴露した情報により、多くの国が米国を批判した。「現代の英雄」とたたえられる彼だが、米国にとっては「国家の敵」であるため、今も逃亡生活を続けている。

4、 危険な中東情勢

中東地域で発生する事件は常に世界の関心事であり、世界戦争に発展しかねない「火薬庫」だ。今最も危険な国・シリアは内戦状態が続き、解決の見通しは全く立っていない。

5、 問題山積の欧州

EU(欧州連合)のユーロ危機は世界に影響を与える。EUは今年になって初めて楽観的な見方を示したが、問題は依然として山積。加盟国が多いだけに、個々の問題をすべて解決することは不可能な状況にある。(翻訳・編集/本郷)

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