ニューヨークの中国系移民が35万人突破、近い将来に最大の少数民族に―米国

Record China    2013年12月22日(日) 7時50分

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20日、ニューヨークの中国系移民が35万人を突破し、1位のドミニカ系移民38万人に次いで2番目に多い少数民族になった。写真はニューヨークの中国系移民。

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2013年12月20日、米華字紙・僑報(電子版)によると、ニューヨーク在住の中国系移民の数が35万人を突破した。

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ニューヨークのブルームバーグ市長が18日(現地時間)に発表した「ニューヨーク最新移民報告」によると、この10年間で欧州系移民の占める割合は減り続け、その他の地域からの移民の割合は上昇傾向にある。そのなかで、中国系移民は35万人となり、ドミニカ系住民の38万人に次いで2位となった。中国系移民は今後数年間でドミニカ系移民を超えるとの見方が有力だ。

ニューヨークの移民人口は300万人を超えて史上最多に。移民の増加が人口増加につながり、市の経済安定の原動力となっている。なかでもクイーンズ地区における移民の割合は市で最も高く、約50%だ。70年代のニューヨーク市全体の移民人口比は18%にすぎなかったが、今では37%にまで上っている。

最も多いドミニカ系移民の増加率はわずか3%だが、中国系移民の増加率は34%に達している。反対に欧州からの移民は70年代の64%から、2011年には16%まで下降している。昨年、ニューヨークの総人口は834万人に達し、史上最多を記録した。(翻訳・編集/本郷)

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