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北京の新世代出稼ぎ労働者の仕事ぶり調査、平均月収は8万8000円―中国

配信日時:2020年5月24日(日) 8時0分
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中国では新世代出稼ぎ労働者が出稼ぎ労働者の主力となっており、全体の50.6%を占めている。

最近発表された「2019年北京出稼ぎ労働者市民化モニタリング調査」によると、新世代出稼ぎ労働者が出稼ぎ労働者の主力となっており、全体の50.6%を占めている。中国の労働組合連合・全国総工会は、「新世代出稼ぎ労働者」の定義について、1980年以降まれで16歳以上の、地元以外の地域で非農業系の仕事を主としている農業戸籍人口としている。北京青年報が伝えた。

■学歴が比較的高い新世代出稼ぎ労働者

現在、新世代出稼ぎ労働者が、出稼ぎ労働者において主体となっている。1980年以前に生まれた上の世代の出稼ぎ労働者と比べると、新世代出稼ぎ労働者の学歴は高くなっており、学校を卒業後、すぐに都市へ行き、農業の経験はなく、農村や土地のことをあまり知らず、都市に溶け込んでその便利な生活を楽しむことを望んでいる。

新世代出稼ぎ労働者の学歴は、高校以上が64.0%。うち、専科(短大に相当)以上が最も多く、35.2%だった。小学校以下は2.2%にとどまった。また、職業資格証書を有している割合は3割を下回る24.1%。うち、初級が11.9%、中級が8.5%だった。

■前世代より多い平均月収

新世代出稼ぎ労働者の仕事の現状は明らかに上の世代の出稼ぎ労働者より良く、仕事の技術性は高く、労働時間は短く、收入も多い。

出稼ぎ労働者が就いている仕事は労働密集型の業界に集中しており、主に住民サービス・修理・その他のサービス業、建築業、卸売・小売り業、製造業、ホテル・飲食業、交通運輸、倉庫・郵政業などだった。

新世代出稼ぎ労働者が従事している職業は商業とサービス業がメインで、全体の32.5%を占めているものの、上の世代と比べると15.2ポイント下回っている。次に多いのは専門技術者で26.0%、上の世代を9.1ポイント上回り、事務員が22.1%で上の世代を5.0ポイント上回った。新世代出稼ぎ労働者の労働は上の世代と比べてハードではなくなっている。新世代出稼ぎ労働者の1週間当たりの労働日数は平均5.8日、1日当たりの労働時間は平均8.9時間となっているのに対して、上の世代の出稼ぎ労働者の労働日数は平均6.2日、1日当たりの労働時間は平均9.1時間だった。

新世代出稼ぎ労働者の平均月収も上の世代のより多く、平均5850元(約8万8000円)と上の世代より896元(約1万3000円)多い。約6割の平均月収は5000元(約7万5000円)以上で、その割合は上の世代を16.1ポイント上回った。約3割は4000-5000元(約6万-7万5000円)で、その割合は上の世代を6.6ポイント上回った。

■仕事を選ぶ際に重視するのは権益の保障

新世代出稼ぎ労働者は上の世代と比べて自分の権利を主張する意識が高く、法律などさまざまな手段を活用して合法的な権益の保護に努め、仕事を選ぶ際も、権益の保障を重視し、労働契約を交わしている割合も高い。権益を侵害されたことのある新世代出稼ぎ労働者の割合は比較的低く3.4%にとどまった。また、侵害された時について、95.5%が「何とかして解決する」と答えた。

うち、法的手段の割合が最も高く45.4%と、上の世代を5.1ポイント上回った。「相手と意思疎通して解決する」は39.5%と、上の世代を5.5ポイント上回り、「政府当局に訴える」は24.1%で、上の世代を1.3ポイント上回り、「労働組合に助けを求める」は10.8%で、上の世代を8.3ポイント上回った。五険一金(養老保険・医療保険・失業保険・労災保険・出産育児保険と住宅積立金)に加入している新世代出稼ぎ労働者の割合も高く、いずれも60.0%以上だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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