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山東省淄博市に住む女性が5月17日にタマネギ1トンをオンラインで購入し、中国でカップルの記念日となっている5月20日前に「元カレ」の自宅に送りつけた。
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山東省淄博市に住む女性が5月17日にタマネギ1トンをオンラインで購入し、中国でカップルの記念日となっている5月20日前に「元カレ」の自宅に送りつけた。5月19日午前、記者が女性の「元カレ」である司さんに連絡を取ったところ、司さんは、「僕は泣かなかったし、タマネギは転売して1千元(約1万5千円)ほど儲けた」と話した。荊楚網が伝えた。
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「あなたと別れたあと、私は3日間泣き続けたわ。今度はあなたが泣く番よ」と書かれていたメモ。
この女性は、あるネットショッピングのプラットフォームで、タマネギ5キロパックを200パック購入すると、「あなたと別れたあと、私は3日間泣き続けたわ。今度はあなたが泣く番よ」と書いたメモを添え、「元カレ」の自宅に送りつけた。5月19日にこの商品を発送した店のオーナーを取材すると、「私達は商売をしただけ。タマネギは違法品でもないし、客である女性に依頼されたので、発送しただけ。タマネギに添えられたメモも、カスタマーサービス担当者が代筆した」と説明した。
19日午前、受取人である司さんを電話で取材したところ、司さんは、「『元カノ』はなんでもわざとらしくやって見せるのが好きな子だった。彼女と別れたのはもう1年以上前のこと。付き合っていたころ、僕のスマホに他の女友達とチャットしている履歴を彼女が見つけ、許されないだのなんのと揉めて、結局別れた」と話した。そして、「送られてきたタマネギは皮も剥かなかったし、涙を流すこともなかった。むしろ転売して1千元ほど儲けた」と続けた。(編集KM)