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中国の太極拳マスターが「英格闘家に勝った」と豪語、英格闘家「撮影用と聞いていた」と困惑―中国紙

配信日時:2020年5月22日(金) 16時10分
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21日、新京報は、中国の太極拳マスターが英国の格闘家に「勝利した」と語っていることについて、この格闘家が「本気ではない。年寄りに手は出せない」と反論していることを報じた。

2020年5月21日、中国紙・新京報は、中国の太極拳マスターが英国の格闘家に「勝利した」と語っていることについて、この格闘家が「本気ではない。お年寄りに手は出せない」と反論していることを報じた。

渾元形意拳のマスターである今年69歳の馬保国(マー・バオグオ)氏は、64歳だった2015年3月12日に英国の格闘家2人と手合わせを行って勝利し、その様子を動画で撮影した。午前中に闘ったのは、馬氏が「総合格闘技欧州チャンピオン」と紹介したピーター・アービングだった。しかし実際は、総合格闘技欧州チャンピオンではなかった上、2年前にすでに引退している人物だった。

試合について馬氏は「彼が出してきた手を私が受けたら、彼は跳ね上がった。私よりスピードがなく、高速拳を繰り出すまでもなく倒せた。そもそも高速拳を使っても映像が記録できないのだがね」と振り返った。そして、午後には身長190センチ、体重100キロの重量級ボクサーと組み手で勝負したところ、やはり「私が勝った」と馬氏は語っている。

英国の格闘家2人を倒した動画は渾元形意拳の宣伝に大いに役立ったようだが、アービング氏は「正式な手合わせはしていない。馬氏の弟子に頼まれてショートフィルムの撮影に協力しただけだ」と内情を暴露した。

アービング氏はさらに「困惑している。数年前にカンフーの老人と一緒に撮影した動画については、本人が当時宣伝のためのデモンストレーションだと言っていた」と説明し、馬氏について「しっかりした基礎がありバランス力に長けている。70歳近いと考えればとても強壮で、鍛錬を積んでいることは分かる。しかし年寄りは年寄り。撮影の合間には椅子に座って休んでいた」と話した。

69歳になった馬氏は先週、49歳のアマチュアボクサーと試合を行い、30秒もたたないうちに3回ダウンしてノックアウトされた。動画を見たというアービング氏は「どうやら彼は本当に自分は闘えると思っているらしい。私の名前が彼と一緒に語られることに困惑している。うわさ話を簡単に信じる人たちは、私が彼に負けたと思っている。もっとも、だからと言って怒る気にはなれないけれどね」と同情交じりに語ったという。(翻訳・編集/川尻

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