韓国整形業界の「工場式幽霊手術」とは? 韓国医師「731部隊に酷似」―中国メディア

Record China    2020年7月9日(木) 21時20分

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中国メディア・毎日経済新聞は9日、韓国整形業界の「幽霊手術」に関する報道映像を中国版ツイッター・微博で紹介した。写真は韓国の整形病院。

中国メディア・毎日経済新聞は9日、韓国整形業界の「幽霊手術」に関する報道映像を中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で紹介した。

中国中央テレビ(CCTV)のこの映像は韓国のテレビ局の報道を取り上げたもの。幽霊手術とは「事前に約束した専門医とは違う、別の医師が実際の手術を担当すること」で、CCTVは「新米の医師が手術台の前に立つケースすらある」と説明している。

映像で業界の内幕について語る韓国の医師は、「厳密に言うと『幽霊手術』は代理手術の一種。重要な部分を完全に他の医師に託すもので、『正当な理由のない代理手術』と言える」と指摘。さらに、工場での生産になぞらえた「工場式手術」に「幽霊手術」が加わるケースに言及し、「工場式手術を行うだけなら道徳上の非難はあっても違法ではない。しかし、工場式の設備を使って幽霊手術を行うのであれば、こうした形式は歴史上の731部隊と非常に似ているのではないだろうか」との考えを示した。

CCTVは「『工場型の幽霊システム』、患者の命軽視に」とのテロップをつけ、「このシステムには人物A、B、CからZまで関わっている。手術中に患者が死亡したとしてもその生命に責任を負う者はいない。なぜなら、いずれも『幽霊』だからだ」「このシステムは多くの病院の金もうけの手段となっている」と解説。前述の医師の話として、「2000年の初めから19年にかけて200~300人が幽霊手術で亡くなっているが、法律は幽霊手術を犯罪行為としていないため途絶は困難」などとも説明した。(翻訳・編集/野谷

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