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欧州は自分たちを低く、中国を高く評価し過ぎている―中国問題専門家

配信日時:2020年9月10日(木) 6時0分
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仏RFIの中国語版サイトは7日、欧州と中国との関係について仏シンクタンクの研究員が「欧州は中国を過大評価している」との認識を示したと報じた。写真は中国・天安門。

仏RFIの中国語版サイトは7日、「中国の楊潔チ(ヤン・ジエチー)共産党政治局員、王毅(ワン・イー)国務委員兼外相が最近相次いで欧州を訪問したことが関心を呼んだ。新型コロナウイルス対応、台湾、香港、新疆問題をめぐって欧州から出た批判を和らげたい考えとの見方がある」と述べ、欧州と中国との関係について仏シンクタンクの研究員が「欧州は中国を過大評価している」との認識を示したと報じた。

記事によると、「欧州は自らを低く、中国を高く評価し過ぎている」としたのは中国問題専門家のAntoine Bondaz氏。同氏は「欧州連合(EU)加盟国は数年前にまず、中国による挑戦を経済レベルで意識した」との考えを示し、「中国企業による独クーカ買収はドイツを突如目覚めさせ、域外からの投資に対する厳格な監督メカニズム構築をEU内部にもたらした。(この措置の)間接的なターゲットは中国だ」と指摘した。「経済的な意識が持ち上がった後に、欧州委員会(EC)も徐々に政治的意識を持つようになった」とも述べ、ECが2019年に中国を「交渉パートナー、経済的ライバル、システム的ライバル」としたことを「これまでにない確固たる立場を取った」と評するとともに、新型コロナをめぐってEUが中国に批判的な態度を示したことや中国・華為技術(ファーウェイ)、新疆、香港問題で中国に対する強硬な声が民間も含めて増していることに言及した。

そして「EUは現在、十字路に立っている」と訴え、「こうしたすべての問題を中国に関する新たな課題により適応する政策に転化させねばならないからだ」とその理由を説明。「全ては欧州の団結力にかかっている」とし、米国からの圧力や、欧州の団結力を破壊しようと中国が策を講じたりする中で自らの利益と価値観を守り抜くために自分たちの方式を探し出さねばならないと説いた。

最後に同氏は「欧州は中国にとって最大の貿易パートナーであることを覚えておくべきだ。EUは中国問題において自信を持たねばならない」「欧州は自らを低く、中国の実力を高く評価し過ぎている」と主張し、「北京は、中国との交渉時にわれわれは依然として弱い立場にあると信じ込ませるのに成功した。今、こうした状況は変えられたはずだ」と論じたという。(翻訳・編集/野谷

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