「鬼滅の刃」完結!中国のファンも大注目=「死ぬほど泣いた」「こういう終わり方は…」

Record China    2020年5月18日(月) 19時50分

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累計発行部数6000万部を突破した吾峠呼世晴の人気漫画「鬼滅の刃」が、18日発売の週刊少年ジャンプで最終回を迎え、中国でも大きな話題になっている。

累計発行部数6000万部を突破した吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)の人気漫画鬼滅の刃」が、18日発売の週刊少年ジャンプで最終回を迎え、中国でも大きな話題になっている。

物語の舞台は大正時代の日本。主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼に家族を惨殺され、生き残った妹・禰豆子(ねずこ)は鬼にされてしまう。炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を探しながら、人を襲って悲劇を生み出す鬼を絶やすために、鬼専門の討伐隊「鬼殺隊」へ入隊。多くの犠牲を出しながら、すべての元凶である宿敵・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との壮絶な戦いに挑んでいく。最終回では、主要人物の子孫らが登場。鬼との戦いで命を落とした人々は現代に転生して幸せに生きていることをほのめかし、明るい雰囲気で幕を下ろした。

「鬼滅の刃」のジャンプでの連載が始まったのは2016年2月。今年5月13日に発売された最新20巻の初版発行部数は特装版も含めて280万部を越え、10月には劇場版の公開も予定されている。日本ではこれほどの人気絶頂の中で完結する漫画は珍しく、5月18日のツイッターのトレンドには「鬼滅ロス」がランクインした。

中国でも、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のファン用コミュニティーの会員数が18万6000人を越えるなど、高い人気を誇る。多くのファンが完結を祝福し、「日本最高齢記録を更新した産屋敷さん(産屋敷輝利哉。うぶやしききりや。鬼殺隊最後の最高管理者)…一族の呪いが解けたんだ!」「ありがとうワニ(吾峠呼世晴)先生、この平和な時代では錆兎(さびと。炭治郎の兄弟子)の顔に傷跡がなくなってるんだね」「義勇(冨岡義勇。とみおかぎゆう。鬼殺隊員)の目に光が入ってるのを見て死ぬほど泣いた」「蛇柱(伊黒小芭内。いぐろおばない。鬼殺隊員)と恋柱(甘露寺蜜璃。かんろじみつり。鬼殺隊員)がやっと幸せになったーー!」などと幸せそうな登場人物らの様子を喜ぶ声が上がっている。

一方で、作中では多くの人の命を奪った鬼や、鬼に付き添うことを決めた鬼の家族や恋人は死後に地獄に落ちており、そうした人物らは最終回にも登場していない。そのため、「恋雪(こゆき。狛治が鬼化する前の婚約者)は狛治(はくじ。鬼)と一緒に地獄へ行ったみたいだ」「珠世(たまよ。鬼)、戻ってきて。愈史郎(ゆしろう。珠世が鬼にした鬼)の姿に胸が痛む…」などと悲しむ声も寄せられている。

このほか、「炭彦(最終回に登場する炭治郎の子孫)がスクールバッグを背負ってる姿が、禰豆子が入った箱を背負ってた昔の炭治郎みたい」「禰豆子の脚力と善逸(我妻善逸 。あがつまぜんいつ。鬼殺隊員)の顔芸が隔世遺伝してる」などと指摘する声や、「こういう平凡で幸福な終わり方は、普通ではあるけれど、まさに鬼殺隊員たちが求めていた生活だ」「平凡な終わり方こそ過去の犠牲の意義を証明している」といった終わり方を称賛する声に共感が集まっている。(翻訳・編集/毛利)

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