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2007年5月17日、中国各地で太陽に傘がかかる日傘あるいは日暈(にちうん)と呼ばれる現象が見られた。太陽に氷を含む薄い雲がかかった際に見られる光の輪。
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2007年5月17日正午ごろ、江西省九江市内で、太陽に傘がかかる「日傘」あるいは「日暈(にちうん)」と呼ばれる現象が見られた。多くの市民が振り仰ぎ、太陽が不思議な光に包まれる様子を楽しんだ。
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太陽に薄い雲がかかった際に、光の輪が現れる大気光学現象。この現象を作り出した雲は7000〜8000m上空にある高層雲とみられ、雲の中の氷晶がプリズムとして働き、太陽の光を屈折させるため、地上からは色の輪が見える。***
同日午後2時ごろには重慶市内でも美しい輪が観測された。太陽の周りを黄色や緑の輪が包む現象が1時間近く続いた。(翻訳編集・WF)
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