日本の科学技術は十分に発達、なのになぜファーウェイのような企業が出てこないのか―中国メディア

Record China    2020年6月29日(月) 18時20分

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28日、中国のポータルサイト・百度に「日本の科学技術は十分に発展しているのに、どうしてファーウェイのような企業が誕生しないのか」とする記事を掲載した。写真はファーウェイのイベント。

2020年6月28日、中国のポータルサイト・百度に「日本の科学技術は十分に発展しているのに、どうして華為技術(ファーウェイ)のような企業が誕生しないのか」とする記事を掲載した。

記事は、日本が現在世界第3の経済大国であると同時に、科学技術力も世界のトップクラスにあると紹介。「日本の技術はさまざまな分野において世界的に知られているものの、中国における注目度がファーウェイに及ばないため、中国人は錯覚的に『日本ではファーウェイのような起業は生まれない』と考えがちである」とした。

その上で、「半導体分野ではシリコン材料をはじめとする多くの半導体材料の生産で、日本がほぼ独占状態を保っている」とし、「自動車分野では廉価でかつ耐久性の高い実用的な製品によって世界的な支持を得ているほか、自動車の心臓部と言えるエンジンにおいても高い技術を持っている」と伝えた。

さらに、放射線治療設備をはじめとする医療分野のハイエンド精密機器、スマートフォンのカメラに欠かせない光学部品の技術でも日本のメーカーが世界の先を行くと紹介している。

一方、ファーウェイについては「確かに中国の科学技術産業の発展を象徴する企業であるものの、多くの部品を自前で開発することができず、なおも日本や米国、韓国などのメーカーに依存している」と指摘。また、ファーウェイが手掛けているのは実に広範な科学技術分野のうちの1つにすぎないとし、「今後さまざまな分野において中国の技術が日米韓の技術に追いつき、追い越すよう努力する必要がある」と論じた。(翻訳・編集/川尻

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