本物のサルの毛を200キロ使用!孫悟空のドニー・イェン、特殊メイク公開―中国

Record China    2013年12月18日(水) 17時40分

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17日、西遊記の世界を壮大なスケールで描く3D映画「大閙天宮」から、孫悟空を演じる俳優ドニー・イェンの特殊メークの工程が公開された。

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2013年12月17日、西遊記の世界を壮大なスケールで描く3D映画「大閙天宮」から、孫悟空を演じる俳優ドニー・イェン(甄子丹)の特殊メークの工程が公開された。新浪網が伝えた。

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中国や香港で、旧正月の元旦にあたる来月31日から公開の「大閙天宮」。製作費5億元(約85億円)が投じられ、西遊記の世界をかつてないほどのスケールで描く。主役の孫悟空を演じるのが、香港のアクションスターのドニー・イェン。2007年の米映画「300 (スリーハンドレッド)」を手掛けたスタッフら、ハリウッドから迎えた約70名の専門家が、孫悟空はじめメーンキャストの特殊メークを担当している。

孫悟空については、160日に及ぶ撮影期間の中で、本物のサルの毛が200キロも使用された。公開された40枚の特殊メーク写真を見ると、ドニーが孫悟空に変身するまで、顔だけでも人工皮膚を貼ったり牙をつけたり、目や唇にメークしたりと、25通りの基本作業を経ている。さらに大変だったのは体の部分で、ぴったり密着するボディスーツを着るのだが、体に満遍なくオイルを塗った上で5人がかりでやっと着せるほど。体が異常に締め付けられるため、2時間に1回は全身マッサージが必要だった。

こうしたメークだけで、撮影のたびに6時間を費やし、メーク落としにも4時間かかっている。撮影が行われた約160日間のうち、ドニーがメークに費やしたのは1000時間あまり。完成した孫悟空を見ると、ドニーの面影を残しながらも、限りなく本物のサルに近い状態だ。“宇宙最強”と呼ばれるアクションスターのドニーだが、今回の孫悟空役については「話すと簡単に聞こえるが、本当に疲れる撮影だった」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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