中国紙編集長、ツイッター社のアカウント大量停止を批判

Record China    2020年6月13日(土) 20時20分

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12日、観察者網は、ツイッターが中国のアカウントを大量停止したことについて、環球時報の編集長である胡錫進氏が批判したと伝えた。写真はツイッター本社。

ツイッターが中国のアカウントを大量停止したことについて、中国紙・環球時報の編集長である胡錫進(フー・シージン)氏が批判した。

ツイッター社が中国政府と関係のあるアカウント17万余りを削除したことについて、胡氏が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で自身の見解について投稿した。

胡氏は、「中国政府と関係のあるアカウントとは何か。中国政府に有利な虚偽情報とは何か」と疑問を投げかけ、「これらはすべてツイッター社が米国の利益と価値観に基づき定義したレッテルの貼り付けだ。ツイッター社が停止したアカウントは、主に香港情勢と新型コロナウイルスに関する情報であり、これらの問題において多くの中国人と政府の態度は極めて類似している。これが罪になるのか?」と批判した。

さらに、「中国人のイメージでは、米国は言論面で比較的自由があるというものだった。しかし、最近では米国のソーシャルメディアが中国から上がる声を押さえつけていることは、われわれにとって非常に驚きだ」と指摘。「米国の言う『言論の自由』には普遍的な条件制限があったのだ。つまり、米国の利益やイデオロギーのボトムラインは全く容赦しない『高圧線』なのである」と論じた。

また、「中国の『小粉紅』や『自千五』(若い世代の民族主義者)を非常に警戒・排斥しており、一定の期間を置いて大量に駆逐することで、米国と西洋の価値観の推進が邪魔されないようにしている」と分析した。

最後に、「中国人の中では米国の高い道徳的価値観がすっかり地に落ちてしまったことに疑問の余地はない。見るに堪えない別の一面が1ページずつめくられている」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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