国家の情報隠蔽に焦点、初日に識者トーク=映画「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」

Record China    2013年12月17日(火) 14時29分

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17日、イタリア史上最大の未解決事件を描く「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」公開初日の21日に、東京都内で識者のトークショーが開催されることが分かった。作品写真:(c)2012 Cattleya S.r.l.? Babe Films S.A.S

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2013年12月17日、イタリア史上最大の未解決事件を描く「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」公開初日の21日に、東京都内で識者のトークショーが開催されることが分かった。

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1969年、ミラノ。学生運動が高まる中、フォンターナ広場で銀行爆破事件が起きる。死者17人、負傷者88人を出す大惨事となったが、真相は解明されぬまま事件は迷宮入り。その後「国益を優先した国家が、事実を隠蔽(いんぺい)した」とも指摘された。

トークショーには新右翼「一水会」顧問の鈴木邦男氏、映画監督・作家の森達也氏、朝日新聞社記者の諸永裕司氏が参加する。日本の未解決事件「下山事件」や「松川事件」などと比較。日本で「特定秘密保護法案」が強行採決されたことを受け、国家による情報隠蔽と市民生活への影響などを話し合う。(文/遠海安)

「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(2012年、伊・仏)

監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ

出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ミケーラ・チェスコン、ラウラ・キアッティ、ファブリツィオ・ジフーニ、ルイージ・ロ・カーショ

2013年12月21日、シネマート新宿ほかで全国順次公開。



   

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