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韓国の航空業界はどうしてしまったのか―中国メディア

配信日時:2020年6月22日(月) 19時50分
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中国中央テレビのニュースサイトは22日、「韓国の航空業界はどうしてしまったのか」とする記事を掲載した。写真は仁川国際空港。

中国中央テレビのニュースサイトは22日、「韓国の航空業界はどうしてしまったのか」とする記事を掲載し、次のように伝えている。

全世界の航空業界が(新型コロナウイルスの感染拡大による)大きな影響を受ける中、国際線の比重が相当に高い韓国の航空業界も同様に、史上最も厳しい試練に直面している。韓国の航空業界はどのような状況にあるのか。各航空会社はどのような対策を講じているのか。

韓国最大の空港である仁川国際空港は、韓国の国際線の主要ハブの一つだ。今月第2週の韓国の国際線は前年同期比96%減となり、大量の旅客機が駐機場に放置されたままになっている。

大韓航空は現在、通常運航している国際線は2割に満たず、2万人近い従業員の7割が交代で休みをとっている。最近では無給休暇の範囲を全従業員に拡大することを検討している。韓国のもう一つの大手であるアシアナ航空も、全従業員に対して無給と有給の休暇を導入している。さらに両航空会社は、外国人パイロットの無給休暇期間を延長または無制限延長している。

大韓航空は先月、済州島で約2億元(約30億円)相当の不動産を売却したのに続き、ソウル市内の約29億元(約437億円)相当の不動産と子会社の株式を売却する準備を進めている。韓国最大の格安航空会社であるチェジュ航空は、約3億元(約45億円)相当の流動資金確保のために、航空機エンジンを売却した後にリースする案を検討している。

韓国の航空株は市場で持ち直しているが、大手航空会社と格安航空会社では見通しが異なるようだ。

5月の仁川国際空港の国際線貨物運送量は前年同月比4%減となっているが、大韓航空とアシアナ航空の貨物運送量はそれぞれ13.5%と4.3%増加している。韓国の国土交通部が旅客機の座席に固定装置を設置すれば貨物を載せられるよう許容したためだ。業界内では、第2四半期の大韓航空の貨物売上高は前年同期比70%増加し、現在の赤字状況は第2四半期に改善されるとの見通しが出ている。

それに対し、韓国の格安航空会社は、資金調達のため有償増資などを実施しているが、短期間で生存危機を乗り越えるのは難しい状況だ。

韓国の多くの航空会社が、国内線を増やしながら国際線の再開を始めている。最近再開された国際線の多くは、ビジネスマンがよく利用するルートだ。観光客が利用する路線がいつ再開されるのかは不明で、韓国の航空業界の低迷はしばらく続きそうだ。(翻訳・編集/柳川)

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