【CRI時評】科学を排除して、感染症に打ち勝つのは不可能

CRI online    2020年5月14日(木) 21時45分

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「新型コロナウイルス感染症は各国に拡散し、各国の疫病との戦いの成果には隔たりが大きい・・・政治と科学の間の矛盾をどのように処理するかは、間違いなく最も核心的な問題だ。うまく処理すれば感染症をコントロールできるだけでなく、社会経済も悲惨な損失を免れる」シンガポール国立大学東アジア...

新型コロナウイルス感染症は各国に拡散し、各国の疫病との戦いの成果には隔たりが大きい・・・政治と科学の間の矛盾をどのように処理するかは、間違いなく最も核心的な問題だ。うまく処理すれば感染症をコントロールできるだけでなく、社会経済も悲惨な損失を免れる」シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年(Zheng Yongnian)教授は先日発表した文章で、比較政治的観点から、東西の主要な国々での異なる感染症に対する取り組みに対して踏み込んだ分析を行った。彼は、「政治が科学を凌駕している」ことが、米国が今回の感染症との戦いに失敗した主要な原因だと指摘した。

 ホワイトハウスが初めてスタッフに「マスクをするよう」命じざるを得なくなったのは、ホワイトハウスの政府要人の側近数名が新型コロナウイルスに感染してからだった。ホワイトハウスには感染症の暗い影が立ち込めているが、これはまさか米国の政治家が科学を無視し、好き放題に喋りまくっていたことの段階的な帰結という訳ではあるまい。

 米国のこれらの政治家は大統領選挙での得票を守るために、公共の場所をどのように再開すべきかという米国疾病予防管理センター(CDC)の科学的なガイドラインを棚上げし、公衆の生命の危険を無視して、経済の再開推進を強行しようとした。これについて、米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は12日、議会の公聴会で、「もし、各州が米国CDCの指導方針を無視すれば、早すぎる再開は重大で致命的な誤りを生むだろう」と警告した。「USAトゥデイ」も12日にサイトの論評で、米国の指導者は科学を排除してウイルスという恐るべき敵に打ち勝つ事はできないと指摘した。

 感染症は一面の鏡であり、背後にある政権の考えを反映している。科学的精神の尊重を標榜する米国社会において、あろうことか一群の政治家によって科学と理性が無視され顧みられなければ、米国メディアが叫ぶ「我々は失敗した国で暮らしている」という結果を招くことになり、「自由と民主主義」を誇る米国社会において、民衆の生命の安否がこともあろうに権力によって弄ばれれば、人の世の悲劇だと言わざるを得ない。まさに鄭永年教授が文章で嘆いたように、米国のように、かくも多くの高官や国会議員が中国に責任を押し付けるためにこれほど多くの精力を費やしている国は他にひとつもない。

 もしこれらの米国の政治家が感染症との戦いに精力を投じれば、どれほど多くの米国人の命を救うことができるのか、と考えられる。(CRI論説員)

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