シンガポールの教授、「科学より政治が新型コロナに苦戦する西側諸国の主要因」

人民網日本語版    2020年5月14日(木) 18時10分

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シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年教授は、「科学より政治という姿勢が、米国などの国の政府が新型コロナウイルスとの闘いに苦戦している主な原因の一つだ」と指摘している。

シンガポールの華字紙「聯合早報」にこのほど掲載されたシンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年教授の文章は、「科学より政治という姿勢が、米国などの国の政府が新型コロナウイルスとの闘いに苦戦している主な原因の一つだ」と指摘している。中国新聞網が伝えた。

「科学より政治とする西側諸国の新型コロナウイルスをめぐる問題」というタイトルの文章は、「西側諸国、特に欧米諸国と比べると、東アジア社会は新型コロナウイルスの封じ込めに比較的成功している。その成功のカギは、東アジア政府は新型コロナウイルスとの闘いにおいて、科学と政治の間のバランスを取ることができている点だ。科学より政治を優先させると、最も効果的な方法を見つけて、国民の命を救うことはできない」と指摘している。

さらに、「政治的原因により、各国で責任逃れをする言論が聞かれるようになっているとはいえ、米国のように、それほど多くの政府高官や国会議員が揃って、新型コロナウイルス拡散の責任を中国に押し付けることに躍起になっている国はほかにない。それら政治家がそのエネルギーを新型コロナウイルスとの闘いに集中させれば、どれほどの命を救うことができるか、よく考えるべきだ」との見方を示している。(編集KN)

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